細い重粒子線でがん病巣で攻撃

 次世代がん治療へ世界初の技術導入
放医研、新治療研究棟が完成

 放射線医学総合研究所(放医研、千葉市稲毛区)は14日、次世代の重粒子線がん治療システムを備えた新治療研究棟が完成したと発表した。新システムを支えるのは、細い重粒子線ビームで素早くがん病巣を攻撃できる世界初の照射技術。同技術の採用で副作用が軽減され、治療期間が短縮される。さらに同研究棟は次世代治療にも対応できる施設となっている。

 放医研によると、同照射技術は3次元スポットスキャニングと呼ばれ、直径10ミリのビームを動かしてがん病巣だけに当てられる。点で捉えることから、これまで不可避だった重要臓器への照射をせず治療ができる。そのため副作用が抑えられる上、効率が上がり治療の短期化が見込める。

 将来的には、4次元CTなどの技術と組み合わせることによって、呼吸などで動く部位の病巣も治療できるようになる可能性を秘めている。同研究棟では3月から治療を開始する一方で、呼吸同期法と組み合わせる臨床研究なども進めていく。

2011年01月15日 千葉日報

免疫細胞療法と抗がん剤の併用

 テラ、慶大と臨床研究 免疫細胞療法と抗がん剤を併用

 ジャスダック上場のテラは慶応義塾大学医学部と共同で、免疫細胞療法と抗がん剤治療を併用した臨床研究を始める。同社が細胞培養技術やがん抗原を提供 し、慶大医学部が臨床研究の実施と解析を受け持つ。進行の速い膵臓(すいぞう)がん患者で併用効果を検証し、早期の先進医療申請を目指す。同社としては2例目の抗がん剤と併用する臨床研究となる。

免疫細胞療法は患者から採取した免疫細胞にがん細胞の特徴を覚え込ませ、患者に投与する治療法。共同研究は膵臓がん患者に対して同療法と既存の抗がん剤治療を併用する。今後2年をかけて10人の患者で治療効果を調べる。

2011年1月13日 日経産業新聞


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