がんワクチンは1日50人治療へ

抗がん剤,手術,放射線に続く第4のがん治療法として期待の高いがんワクチン治 療の世界初の専門研究施設「がんワクチンセンター」が開所した。

がんワクチンセンターは、久留米大病院によって、福岡県久留米市に開所され、 1日20人ほどのがん患者へワクチン療法を施していく予定。 その後、治療人数を1日40〜50人に増やすことで臨床試験を加速し、 3〜5年内の早期の医薬品承認を目指す。

がんワクチン療法とは、 がん細胞表面にあるタンパク質の突起(ペプチド)を標的に、 リンパ球ががん細胞を攻撃することを応用した新しいがん治療法。 ワクチンで人工的にペプチドの突起を増やすとリンパ球が増えるため、 がん細胞が大量攻撃される。

がんワクチンセンターでは、 がん治療効果を高めるために患者個々に合ったワクチンを開発し、 臨床試験を続けてきた。 2010年に「高度医療」の承認を受け、一部で健康保険が適用されている。


大腸がんの転移・再発に新対策

簡単な血液検査で、大腸がんやがん化する大腸ポリープを高確率で特定する新し い検査方法が開発された。また、大腸がんの再発、転移リスクを判定する新検査 方法も開発が進んでいる。

新大腸がん検査は、採取した少量の血液を遠心分離し、上澄みを検査する簡単な方法。 これで大腸がんもしくは大腸ポリープの早期発見が可能となり、患者の生存率向 上が期待される。

この新しい大腸がん検査は、三重大大学が米国の病院との共同研究。

また、大阪大学では、大腸がんの再発や転移のリスクを高精度に判定する手法を 開発した。

病原体の侵入などを防ぐ「リンパ節」に含まれている微量のがん細胞を調べるこ とで、大腸がんの再発や転移のリスクが判定できるのだ。

大腸がん患者300人を対象とした調査では、 リンパ節にがん細胞の量が多いと、転移や再発の確率が高まることが証明された。 この検査では、リンパ節転移の大小に依存することなく、 より正確に再発リスクの高い患者を判別できることも判った。 結果として大腸がんの転移再発を早い段階で抗がん剤など潰す早期治療が可能に なる。



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